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「あなた」へ。。。。

28年前の桜が丁度、満開になったころあなたを、授かりました。

学生のころから、絶対に女の子が生まれたら「未来」と書いて「みく」と読む名をつけようと心に決めていたのですが、生まれた我が子を見ると何故か迷い。。。。

それでも、出生届を出す寸前に、どうしても「未来」にしたく独断で変えた時のことを昨日のように覚えているのです。
私が存在しないであろう未来に生きることになるあなたが、いつまでも幸せであるようにとの願い。
まあ、この頃から今の子離れできない自分がいたんですが(笑)

生まれてから間もなく、お母さんが長男を身ごもり切迫早産の危険性が高まり、入退院を繰り返し
その間、あなたをおぶって、仕事をしたんですよ。
多分、覚えていないと思うけど。
ピッコロのリュックを背負って、二人で宝塚ファミリーランドにも行きましたよ。
夜泣きもひどく、だっこして座ると泣き出すので、夜通し立ちながら過ごしたこともありました。

成長していくにつれて、周りからは「しっかりもの」なんて言われて、高校の卒業式は答辞もよんたけど
本当は、人一倍の心配性で、でも負けず嫌いで、実は弱いところも一杯あって
父は、わかっていましたよ。

体も、もう一つ強くなく
それが、今でも一番の心配ごとです。

一番の思い出は・・・・・
何か、いっぱい有りすぎて・・・・・

厳しく、怒りっぽい、取っつきにくい父だったと思いますが
お酒も飲まないのに、晩酌の時につきあってくれたり
一緒に出かけることを嫌がることも無く
私にとっては、最高の娘でした。

明日、あなたは嫁いでいきます。

心から「幸せになって欲しい。」そう願うのです。

もう私が幸せにしてやることは、出来なくなるのです。
願うことしか出来なくなるのです。

いろいろな事が、これから一杯あると思います。
今度は、二人で幸せになると決めたのですから、その気持ちをいつまでも持ち続けて欲しいのです。

私は、夫婦というものは、親が子に対しての愛のように、互いに、全てを許し合い、認め合い、包み込むことは出来ないものだと思います。
違った数十年の人生を歩んできているのですから

その二人の何かがシンクロして「二人で人生を歩む」ことを決めたのですから。
だから、そのことを成し遂げる「覚悟」をし
そして、互いに「努力」することが大事だと思うんです。

頑張れ!!

最後に我が家族のテーマソング「手と手を」から

「平穏な毎日の中にも、時々面白い事があるさ
 こぼれ落ちた笑顔を集めて、それを幸せと呼ぼう
 ありふれた暮らしの中にも、たまには悲しい事が起るさ
 こぼれ落ちた涙を数えて、それも幸せと呼ぼう
 寂しさが込上げて やけに切なくなって
 うまく笑えないなら
 すぐに会いに行くよ 全部輔放り出して 君の元へ」

どうしても、どうしても 笑えなくなったら、戻ってきてもええねんで。

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