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さあ、全国大会です。 [福祉住環境]

明後日、京都の地で第10回福祉住環境ネットワーク会議 全国大会 が開催される。
今年は、私とものNPO法人ユニバーサルデザイン推進協会がホスト役を務める。
地元以外でホストを務めるのは初めてでもあり、メンバーもそれぞれが役割を全うすべくがんばってきた。そして、いよいよ金曜日の前夜祭から開幕である。

この「福祉住環境ネットワーク会議」なるものに私は特別な思い入れがあった。
もとはと言えば、10年前にふとしたきっかけで福祉住環境コーディネーターという検定試験が有ることを知り、内容を確認すれば、ほとんど私自身が何十年もの間やってきたこととほぼ、同じ立ち位置でのコーディネートステージでの能力を測るものであった。
正直、その当時は3級だけで内容も様々な分野をかいつまんだだけで「こんなこと、実践ではほぼ、やくにたたない」が感想であった。

しかし、これから上位級ができるということもあり、実際はどういった方向を目指しているのかを確認したく偶然にも、検定を実質運営してた東京商工会議所関連の団体の担当者とのパイプが繋がり、東京へと乗り込んでいった。

実は、「単なる検定ビジネスだけの話しならけちょんけちょんに言ってやろう」くらいの勢いでのりこんだのだが、これが担当者の想いが熱かった。
思わず、同調シンクロしてしまい、逆にとても素晴らしい話し合いが持ててしまったのである。

そして、そんな想いをもった団体が他にもいると言うことで一度、集まりましょう。との声がけがあり東京へ4つほどの団体が集結した。そこからはせいしたのがCo-Netというネットワークであった。

いわば、これが現在のネットワーク会議のはじまりであった。

そこから、もっと広げたいという思いと福祉住環境コーディネーター自体の広がりがあり札幌、四国、岩手・・・・・・ととにもかくにも多くの地域で各種団体が産声を上げ、その支援の為に本当に、全国を自腹で奔走した。
そして、できあがったネットワーク会議

「この会議体や所属していただいている団体の皆さんの支援になることであれば」

との想いを最優先して、私も私共NPOも走ってきた。

今、この会議体は成熟期から衰退期に入ろうとしている。
それは、悪いことでは無い時もある。個々が自立していくことによって、会議体としての使命が終わる場合には・・・・・・・・・・
しかし、今この会議体が置かれている位置は、そうでは無いと考えている。

それぞれが、10年前に思い描いた目標や夢。
まだ、持ててるのだろうか?
10年経てば、おかれる状況も変わる。

何かにすり替わっていないだろうか?

手段が目的になり、ながされていないだろうか?

今こそ、新たな血と血管が必要な時期である。

それによって、新たな共有課題や目的が持てる、そしてそれが活力となる。

そう意味では、この全国大会は大事な時間である。
会議で何を決めるかも重要であるが、皆が同じ時間を共有することが一番大事なのである。

さあ、集まろう10年の時を経て。
皆さん、持ってくるものは
「10年前に思い描いた夢」


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