名目国内総生産（ＧＤＰ）が3位に

日本の名目国内総生産（ＧＤＰ）は５兆４７４２億ドル（４７９兆２２３１億円）と、初めて中国を下回り、米国に続く世界２位から３位に転落したと、ニュース等で問題だとして頻繁に取り上げられている。
確かに、落ちるということはショックではあるのだが、日本の何倍もの人口がいる中国であるからして、当然といえば当然なのかもしれない。

しかし、まだまだ国民１人当たりのＧＤＰは日本が約４万ドル、中国が４５００ドルと、両国の差は大きく、生活水準にも依然として開きがある。
また、実質GDPに関しては、マイナス成長から他国とくらべると少ないとはいえ、3.9％の成長がある。
それこそ、「2番じゃなければ、いけないんですか？」なんだろうけど・・・・・・

ただ、国の借金や今後の少子高齢化による生産人口の減少による悪影響を考えるとうかうかもしていられない。
ただこの経済の規模が、、政治分野での力を反映するのでアメリカをはじめ各国が日本より中国を主に考え出すという事実もある。

でも、どうなんだろうか？

ある意味、いいチャンスかもしれないと思う。
確かに、一度、経験した経済力を落とすことは難しいのかもしれないし、あえて落とす必要もないが、それだけでは無く、こころ豊かな価値観というものを持ち日本という国を見直すことができないものだろうか？
他との比較級や自身の数字だけの判断ではなく。

少なくとも、私の気持ちではコピー品を国家レベル黙認するようなことはあってはならないと思う。

もちろん、基本的な体力事態が低下している今の日本に対しての治療は当然必要であり、将来に向かってきっちりと現世代の責任を果たすことを忘れてはならないことは当然であるが、その中に心の豊かさもいれこみながら、その責任を全うして行きたいと改めて考える、きょうこの頃である。