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起こるものは、起こる。 [福祉住環境]

今日の午前中、地域福祉活動計画推進委員会が有り参加してきた。豊中市の地域福祉活動計画の進捗状況のチェックや課題克服の為の話し合いの場として開催されており、豊中市の社会福祉協議会を中心としたネットワークの皆さんが委員として参加されている。
私は、その中でNPOの代表と言うわけではないが、その分野の窓口的立場で当初から委員になっている。今回は特に、先月我々のまちで起こった「姉妹の孤独死」の問題もあり、ライフセーフティネットへの関心が個人的には強かった。

豊中市は、全国の中でも先進的な取り組みがなされていて大変、評価が高い。
しかし、そんなまちでも起こるものは、起こる。

今日の委員会に出席されている皆さんの話を聞くと、本当に一生懸命取り組んでおられる。
市社協の事業展開が外部評価を求める指標での動きが多すぎるように感じたが、それを差し引いても結構、大変な動きをしている。
しかし、そんなまちでも起こるものは、起こる。

また、どの委員の皆さんも後継者問題で頭を悩まされている。
地域での活動の大切さをわかってくれないとも悩んでいる。

ということは、現在の枠組みではめい一杯ということではないのだろうか?

すなわちキャパオーバーなのである。
であれば、キャパを広げるのが一番だと感じた。
それは、あらゆるキャパという意味である。

まず、現在の市社協が中心のネットワークを市社協のネットワークも持っている、大きなネットワークに替えていくことが必要である。
その複数のネットワークで網をはることで、今まで見逃していた事例をひろえるかもしれなし、効率的に解決していけるかもしれない。

それには、まず事業の評価指標を市民がいかにプラスになったかに替える。

介護の現場でも、住環境整備をすれば二人介助が一人介助になる。
これは、対象者視点でみると素晴らしいことであるが、介護事業者視点で見れば売上が下がる。
といったものと、同じではないが似たようなことである。
数の評価でなく稼働率と結果的にいかに本来の目標に対して効果があがっているか。

それと、様々な価値観を寛容する。
ボランティアや公益・公共といえば、何か個人的利益を主張することがいけないような雰囲気がある。
そうでなく、結果的には自分が得をするということをもっと、はっきりと言う。
それには、個人的な行動よりもボランティアや公益・公共とした動きの方が、効率がいいということ。

ようするに、人のために尽くすのではなく、自分のために動くという価値観である。

あらゆる価値観に横串をさし、それぞれのベクトルを大きなベクトルとして同一方向に向けることが可能であればこのまちのキャパは広がりを見せ、ますますおもしろくなる。

しかも、先進的な取り組みがなされている豊中市であればこそ・・・・・・・・・。






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