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「人のための制度やしくみとちゃうんかい!」 [福祉住環境]

両親と妹の4人で長年住んできた。

妹が結婚して、遠方に行き。

そして、父が介護状態になり、母の認知症も進んできた。
到底、自分の面倒を見ることなど出来なくなり、逆に自分が両親の介護も出来ない。

いずれやってくる日

その日の為に、これを機会に自立をしようと決意。
様々な制度を利用しヘルパーさん達にのお世話になることで家をでた。

それから数年・・・・・・

父が亡くなり、母は特別養護老人ホームに入所
いよいよやってきた。

「その日」が・・・・・・

そして、自分の生家が空いた。
色々な思い出が一杯詰まっている。
近所の人達も理解してくれている。

今のところが嫌とかではなく。
近所の人達はとてもあたたかく、心がやすらぐ自分が一番、居たい場所。
やはり、生きてきたその場所に戻りたい。

人として、ごくごく当たり前な気持ちである。

でも、障害の制度はそれを妨げる。

生家は当然、ハードのバリアがたくさんある。
それを解消せねばならない。

でも、そもそも生家に戻りたいという気持ちは制度上、認められていない。
だから、例外規定にあてはまらない。

だから、全てを自費でとなる・・・・・・・・・・。

一方、生家にもどると家賃補助が無くてすむ。
計算すれば、1年半ほどで住宅改造の助成金額を超える。

一つの企業であれば、当然、費用対効果も上がり互いがウィン・ウィンの関係性をもてる。

しかし・・・・・・・・

皆さん、どう思われますか?
もちろん制度上で決められていることであれば、やむを得なく、その制度を執行していくことが役割の行政だから制度を変えない以上困難であることは十二分に承知ですので、行政にとやかくは思わないのですが。

マクロな視野で考えてはもらえないのだろうか? とつくづく思います。

そして、よく聞く言葉
「人としては、よく理解できるのですが。」

「人のための制度やしくみとちゃうんかい!」

とついつい、怒ってしまう 今日この頃です。

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