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ネットワーク会議にかける「想い」 [福祉住環境]

12月10日(土)〜11日(日)にかけて、福祉住環境(FJC)ネットワーク会議の全国大会が広島で開催される。http://www.u-bappu.jp/index.php/hirosim今年で11回目をむかえるこの大会。
全国の福祉住環境に何らかの価値観を見出し、地域に密着した形で活動している団体や個人が参加する。

この11年間を考えてみると、新しく参加された団体、解散したり、会議をやめた団体等の増減はあるものの、基本的に思い(想い)を共有した団体や人で構成されている。

あくまでも、活動は地元をベースにおきながら、広い視野で見ることも忘れてはならないという考え(アクト ローカル、シンク グローバル)を基本に活動してきた。

そのような中・・・・・・・・・

果たして思い(想い)を共有するだけで、11年間もゆるやかなネットワークが続くのであろうか?

これが、事務局をずっと担ってきた我々の課題であった。

故に、事務局をになってきた当NPOは
全体的に思い(想い)を共有できるしかけを考えると共に、各地域の事業の一助になりかつ会議体としてのモチベーションにも繋がる事業を提案したり、開催できるような繋がりも持ってきた。
そして、特に会議対としての事業に関しては、一歩踏み込んでコンセンサスをはかって事務局としては動いてきた。

具体的に言えば
思い(想い)を共有できるしかけが、この全国大会、HP
会議体として事業が、協会等との協働事業や事務局提案の事業
である。

各地域の団体が個別に展開されている事業であれば、会議体としては、思い(想い)の共有が出来ている訳だから、なにかの形で協力をおしむことなく、また各地域の団体の要請にしたがって動けばいいことである。
また、様々なマッチングにも、そして当NPOに求められるものも惜しみなく協力できる。

そして、全国大会で互いを高めあい、あらたな思い(想い)を共有し次の年に繋げる。

ただ、会議体全体を考えて事務局が主となって事業提案を行っているものに関しては、私はその一つひとつに議長や事務局とのコンセンサスが必要であると考える。
思い(想い)の共有だけで、展開されると会議体全体の視野から提案している事業であるからに、当然、会議全体の動きに支障をきたす。

とはいっても、あれこれ口をだすということでは無い。

今、会議体としてどういった方向を持っているのか?
また、とりまく状況はどのようになっているのか?

そういったことを共に考えた上できっちりとしてコンセンサスをとり、事業を展開する必要があると考えている。
ようするに、ネットワーク会議的に考えていただく柱を一本、持って頂くと言うことである。
そこさえ、あればもちろん独自で展開していただく方が、事務局てきにもありがたい。



自分自身、それが浸透しうまくネットワークに血液が流れていると思ってきた。
また、そうすることが事務局としての役割であり、目的でもある。(ネットワーク会議全体の目的に関して、考えれば手段であるが・・・)

しかし、10年を過ぎると




やはり、血栓が出現してくる。

血液の流れをよくするために、昨年来から、運営体制を変更している。
(まあ、思い(想い)を共有すら出来ていない、ところには引いてもらう覚悟ですが!)

来年、その体制での展開が二年目を迎える。


まだまだ、成熟していないこの会議体。

エントロフィーの法則のごとく、破滅に向かうには、ちょっと早い。
まだまだ、事務局としての力およばずの所は、多々ある。

でもって、来年一年。

ネットワーク会議を取りまく環境が大きく変わりそうである
自分なりに、覚悟 を決めた一年としたいと考えている。


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