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これからも「よろしくお願いします。」 [日常]

何となく、肌寒さと灼熱をくりかえしつつ、ひしひしと迫ってくる「梅雨」びにおいを感じる6月初旬。
私にとってのまさしく「先生」である先輩が先に逝ってしまった。
また、この時期か・・・・・
去年も同じ時期に「恩師」を亡くした。

なんか、好きになれない季節である。


しかし、月並みな言葉でしか表現出来ないが
本当に 一方ならぬ愛情を私にくださり、いつも支えていただいた「先生」であった。

享年69才
あまりにも早い・・・・

「芳村、群れるな。」

これが口癖のようにお会いする度に言われた。
「群れたがるやつは、進歩が無い。」
「戦え、繋がれ、そして結ばれろ。」
それが、何かをなし得るための「組織」というもんや。

「孤独であることを恐れちゃいかん。」
「孤独になれるからこそ、自分を見つけることが出来る。」
「何かに付き当たったら、一人になれ。」
そしたら、人に頼るべきところを発見する。

「決して、人のケツを追いかけるな。追いかけてる内は絶対に勝つことは出来へん。」

いろんなことを

沢山


教わった。




とはいっても、ここ7年くらいはお目にかかることが出来なかった。
年賀状をやり取りするわけでなく。
ましてやメールなどは・・・・・・・・。

それでも、何となく。

いやいや、違うな。
自分の都合のいいときにだけ「先生」を思い出していた・・・・(すいません。)
何か、うまく行かない時は「先生」と酒を呑みたいと思いつつ、一人で先生の言葉を思い出したりしていた。
(もう酒を呑めなくなってしまわれていることを知っていながらなも。)

7年間、声も聞いていない。
7年間、顔も見ていない。

亡くなられた今、この7年間と何が違うのか?

声を聞くことが出来ない。
顔を見ることが出来ない。

こうも大きく、違うのか!

葬儀の後、先生がこよなく愛した麦焼酎「兼八」を
久しぶりに意識無くなるまで、呑みました。
これからも都合のいいときにだけ「先生」、思い出しますから。

これからも「よろしくお願いします。」

追伸
先生、葬儀の時。とても素敵な婦人がおいでになっていました。
最後まで一人かと思っていたのですが、
少々、ほっと致しております。








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